からだのなかで、もっともムクミが起こりやすいのが脚です。心臓から遠い位置にあって血液の流れが悪くなりやすいことと、重力の関係で水分がたまりやすいからです。
脚のムクミは、立ち仕事の人に多いと思われがちですが、実はデスクワークの人にもよくみられます。
今回はそんな、ムクミについて書いていきます。
“むくむ”とは、どういう状態?
ムクミの種類
ムクミが与える悪影響
ムクミの原因
・締め付けのキツイ下着、靴
特に女性に多いでしょうが、サイズの合っていない下着はムクミの元になります。ギュウギュウのガードルやブラジャーを着けていることで、カラダが締め付けられ、血行が阻害されることによって、ムクミが生じます。同時に冷え症も引き起こすため、きつすぎる下着は絶対に避けるようにしましょう。 同様にキツイ靴も足のムクミの原因になるので、立ち仕事の人は特に靴選びは慎重に。
・水分の摂りすぎ、摂らなさすぎ
人間にとって水分補給は非常に重要です。普段から水分をしっかりと摂ることで、血液をサラサラに保ってくれる効果もあります。適切な水分補給はムクミ対策にも有効で、日中は多め、夜は少なめに補給すると良いでしょう。
逆に水分を摂りすぎるのも注意。特にジュースなどの甘いもの、味の濃いものばかりを飲んでいる人は、水やスポーツドリンク、イオン水など、カラダが吸収しやすいものに変え、糖分を控えましょう。 また冷たいものではなく、できるだけあたたかいものを飲むようにしましょう。
・アルコールの飲み過ぎ
アルコールを飲み過ぎると、血中のアルコール濃度が高くなりすぎ、それを抑えようと、水分をどんどん血管内に取り込もうとします。この時、余計に水分を取り込みすぎて水分調整がうまく行かなくなり、ムクミとなってしまうのです。
アルコールによるムクミは主に顔に出ます。夜、飲んで帰って翌朝、顔がパンパン…という時は、アルコールによるムクミだと思って間違いないでしょう。
その他、女性ホルモンの影響や骨格の歪みによる血行不良が原因となる場合、睡眠不足やストレスによって自律神経のバランスが崩れることで引き起こされるむくみなど、原因はさまざまです。ムクミが頻繁に起こる人は、自分のムクミの原因を考えてみて、原因になっていることをひとつひとつ取り除いていくようにしましょう。
ムクミの解消法
ムクミは、余計にたまった水分を流して血液やリンパの流れをよくすることが大切です。そのためには、適度な運動をすることが重要ですが、なかなか運動ができない人は、それぞれのムクんでいる箇所に応じたケアをしましょう。
足がムクんだ場合は、足湯が一番。足先をあたためて、ゆっくりとほぐしてあげることで足の血行を促進し、ムクミを解消させます。また、寝るときは足枕をして、心臓よりも足を高くして寝ると効果的です。ふくらはぎや膝の裏側など、リンパの流れに沿って、しっかりマッサージして、足全体のムクミを解消してあげましょう。
また食生活を見直すことも重要。ムクミ解消には塩分(ナトリウム)の排出を助けるカリウムを多く含む食品を摂ることが大切です。果物類(バナナやリンゴ、キウイなど)や野菜類(豆類、キュウリ、トマト、かぼちゃ、イモ類など)、海藻などに多く含まれているので、ムクミやすい人は日頃から積極的に摂るように心がけましょう。
塩分を控え、また、アルコールの多量摂取も控えめにしましょう。
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